蔵元
先代より受け継ぐ
辛口一筋の酒造り
安永年間(1771年)に創業、岐阜県多治見市に蔵を構え、理想の酒を求めて日々酒造りを営む、240年の歴史を持つ三千盛。辛口一筋の酒造り
1960年代の頃から辛口に特化し、如何なる嗜好の変化の中でも頑なに味・酒造りの方針を変えず、こだわり抜いてきた蔵元です。
こだわりは辛さだけでなく、造りにおいても、精米歩合を高め、すべての酒において吟醸・大吟醸並みの精白をし、透明感のある口当たりと潔く切れる後味を感じる喉越しの酒に仕上げております。
酒造り
雑味を排して醸す
透明感のある澄んだ辛さ
蔵元が先代より受け継ぎ、理想の酒として目指し醸すお酒は、『澄んだ辛さがある酒』。透明感のある澄んだ辛さ
長期低温発酵だけでなく、厳選された美山錦などの酒造好適米と、それを高精白により雑味を排し醸すことで、軽快でシャープな辛さのある味わいに仕上げ、程よい酸味とコシ、ふくらみとともに芯の通った味わいを魅せます。
その味わいは、“辛口”にこだわり、一点突破で醸す三千盛の一つの大きな個性となり、辛口好きの日本酒党の舌を楽しませてくれます。
水口の酒
水みたいに抵抗なく飲める
日本酒の旨さが味わえる酒
或る評論家は「三千盛」を飲んで、辛口というよりも「水口」の酒だと評し、また霞みたいで仙人の飲む酒だ、といった人もいました。日本酒の旨さが味わえる酒
水みたいに抵抗なくいくらでも飲めて、しかも日本酒独特の旨さがあり、酔いざめのいい酒、これが最高の酒だと信ずるからです。余分な味を取り除いていくと、最後に日本酒独特の旨さだけが残るように思うからです。
「水口」の酒は刺身にも、鰻にも、天ぷらにでも何でも合って、しかもその味を引き立てるお酒です。